南砂どうぶつ病院

アトピーとアレルギー

当院は "痒み" で苦しんでいるワンちゃんの飼い主さまと一緒に考え、 ワンちゃんのQOL(生活の質)が少しでも向上するお手伝いができるよう取り組んでおります。

<アトピーについて>
アトピーは遺伝的な素因を持つワンちゃんに発症する "皮膚の赤み" と "痒み" をともなう皮膚疾患です。その発症時期は通常1~3歳であり、6ヶ月齢以下および7歳齢以上の発症は非常に珍しい病気です。
また、発症の原因としては環境中のアレルゲンを吸引、または経皮的に吸収することが考えられます。
ほとんどのワンちゃんは一年中を通して "痒み" を訴え、季節により症状が悪化するケースも見られます。そして年齢を重ねるたびに激しい症状を示すようになります。
しかし "痒み" の原因がアトピーかどうかを診断するには、様々な病気原因を除外したのちに評価しなければなりません。
診断を確定するために、皮膚科専門医による皮内反応試験の検査をお勧めしております。

<アレルギー性皮膚疾患について>
ワンちゃんのアレルギー性皮膚疾患の主要三疾患は「ノミアレルギー性皮膚疾患(FAD)」, 「食事アレルギー性皮膚疾患(FA)」,「アトピー性皮膚疾患(AD)」です。
   
アレルギーを訴えて来院するワンちゃんに共通した症状は "痒み" であり、徐々に悪化する傾向を示します。
近年ワンちゃんの皮膚病の中で、アレルギー性皮膚疾患が注目されてきています。
動物病院が利用する検査センターでは、血液によるアレルギー検査を実施している機関もあるため、アレルギー性皮膚疾患を疑うワンちゃんには血液検査を受けて頂くことになります。
その後、検査結果に基づき原因となる物質を特定するのですが、陽性反応を示している原因物質が数種類に及ぶケースが大半を占めます。特に慢性的な皮膚病を患っているワンちゃんの場合は、アレル ギー性皮膚疾患と診断されがちなのです。

当院ではアレルギー検査により陽性を示した物質があるだけで、「○○に対してのアレルギー皮膚疾患です」という診断に疑問を持っております。

アレルギー性皮膚疾患を診断する上で、鑑別しなければならない疾患として感染症や精神的要因、および先天的要因があります。感染症はワンちゃんたちの皮膚に炎症を起こし、それが "痒み" として現れます。また環境の変化等によりワンちゃん達が不安を覚え(精神的要因)、その不安を 紛らわすために自分自身の体を咬んだり舐めたりもします。その行為が飼い主さまにとって "痒み" に見えてしまう事もあります。その他にもワンちゃんの皮膚がベタベタしたりカサカサするような問題 (先天的要因)があると "痒み" を引き起こすこともあります。

アレルギー性皮膚疾患は、完治する病気ではなく管理する病気です。
当院ではアトピーやアレルギー性皮膚疾患の可能性のあるワンちゃん達については、的確な診断をするため提携の皮膚科専門医での検査をお勧めしております。
ワンちゃんの "痒み" でお悩みでしたら、お気軽に一度ご相談ください。

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